高、低カリウム血症・高、低カルシウム血症・低血糖症
低カリウム血症
低カリウム血症は、血中のカリウム濃度が低下するものである。
| 原因 Cause |
原因は、腎臓のカリウム排泄量の増加によるものが多い。他に、カリウム摂取量の減少や、利尿剤使用、腎臓病、悪性高血圧、慢性腎炎等でも起きる。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
筋力低下・手足の麻痺・頻尿 悪化すると生命の危険がある。 |
| 治療 Treatment |
原因疾患の治療をし、塩化カリウム等を補給する。 |
高カリウム血症
高カリウム血症は、血中のカリウム濃度が上昇するものである。
| 原因 Cause |
腎不全や副腎の疾患によって、アルドステロンの分泌が低下し、尿へのカリウム排出が減少して起こる。血液が酸性傾向になると、細胞組織のカリウムが血中に流入しやすくなる。 |
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| 症状 Symptoms |
筋力低下・不整脈(心臓の拍動異常) 重症になると、生命の危険がある。 |
| 治療 Treatment |
原因疾患の治療、カリウム排出増加の薬剤投与を緊急に行う。 |
低カルシウム血症
低カルシウム血症は、血中カルシウムが、1?当たり8.5r以下となって、正常より極端に低くなるものである。
| 原因 Cause |
原因は、悪性腫瘍や低マグネシウム血症、慢性腎不全、ネフローゼ症候群、ビタミンD欠乏症等の疾患である。 |
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| 症状 Symptoms |
神経、筋肉の興奮・手足の先、口の周囲のしびれ・手指が動かない(テタニー発作)・精神神経症状・消化器症状・低血圧・不整脈 |
| 治療 Treatment |
原因疾患の治療をする。カルシウム剤、ビタミンD剤の投与等をする。 |
高カルシウム血症
高カルシウム血症は、血中カルシウム濃度が、1?当たり10.5r以上のものである。
| 原因 Cause |
ビタミンA・Dの過剰や、悪性腫瘍、原発性甲状腺機能亢進症等が原因となる。 |
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| 症状 Symptoms |
脱水症状(腎臓の尿濃縮不全による)・食欲不振・嘔吐・便秘・不整脈・精神神経症状・意識障害・昏睡状態 |
| 治療 Treatment |
原因疾患の治療をする。副腎皮質ステロイド剤、利尿剤、食塩水点滴、骨吸収抑制剤の注射等をする。 |
低血糖症
低血糖症は、血糖値が、正常に比べ、極端に低下するものである。
| 原因 Cause |
経口血糖降下薬やインシュリンの過剰使用や、インシュリン自己免疫症候群、副腎皮質ホルモンの欠損等を原因とする。悪化すると、脳に障害が残ることがあり、生命の危険がある。 |
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| 症状 Symptoms |
異常な空腹感・脱力感・動悸・発汗・全身けいれん・意識消失・昏睡 |
| 治療 Treatment |
経口血糖降下剤やインシュリンの過剰使用を止める。糖質のものを食べれば、軽症には効果がある。意識障害にはブドウ糖の静脈注射をする。 |


